手放す
リモートワークの日々が続き、たまには夫とランチのメニューを別々にすることにした。
お互いに好きなタイミングで、好きな物を食べるのもありだと思えるようになった。
人からみたらこんな当たり前のことにもずっと気を使っていた自分に気づく。
私の意見を聞いてくれた夫に感謝。
1つ、自分の役割を手放して身軽になった。
映画「スズさん」
今年3本目の映画。
そこには、明治生まれのスズさんが、大正、昭和と様々な困難にぶつかりながら、逞しくも爽やかに生涯を全うされた姿があった。
おはぎを作るスズさんの手に、今はなき祖母の姿を垣間見たような気がした。
祖母はいつも明るく、回りの人を楽しませるのが上手な人だった。
親戚が集まると、よく歌を唄い、踊ってくれたな。
家族の誰よりも働き者で、
娘時代に、草刈り大会で優勝したことを嬉しそうに話してくれたよね。
昔の話をもっと沢山聞いておけばよかった。
また一緒に飲みたいな・・・。
右か左か
右に行くか、左に行くか。
行き先を間違えたくないから、今いる場所から動けなくなる。
右に行くか、左に行くか。
できるだけ効率良く行きたいから・・・と、考えすぎた結果、動けなくなる。
頭でっかちに考えるのはやめた。
時間がかかっても、間違えても、動けばいつかたどり着くはず。
道を間違えても、止まっているよりは、ずっといい。
モノよりも・・・
朝、目覚めると、遠く離れた所にいる家族や友人たちからメッセージが届いていた。
しばらく連絡を取り合っていなかった人もいて、あたたかい言葉の数々がとても嬉しかった。
人は、だれかのちょっとしたひと言で、すぐに元気になれる。
特に、大人になればなるほど、モノよりも、思いのこもった言葉の方が嬉しい。
お疲れさま・・・私。
自分中心の10代、20代を経て、家族のために頑張ってきた30,40代。
これからは「自分のことを大事にしていく50代」にしていこう。
食べたいものをたべ、やりたいことをして、行きたい所にいく。
いつまでも、冒険心を忘れない自分でいたい。